体重・性別・年齢・アルコールの分解能力の違いなどにより、適量にはかなり個人差があります。以下に一般的に推奨されている飲酒量等の情報を紹介しますが、どの程度のお酒で自分がどのような状態になるかを知っておくことが大切です。自分の適量と体調を考えてお酒は楽しく適量を飲むようにしましょう。

推奨される飲酒量

■節度ある適度な飲酒量
厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」によると、「節度ある適度な飲酒量」は、1日平均純アルコールで約20g程度であるとされています。一般に女性は男性に比べてアルコール分解速度が遅く、体重あたり同じ量だけ飲酒したとしても、女性は臓器障害を起こしやすいため、女性は男性の1/2~2/3程度が適当と考えられています。
■生活習慣病のリスクを高める飲酒量
厚生労働省は、平成25年から開始された「健康日本21(第二次)」で、「生活習慣病のリスクを高める飲酒量」を、1日当たりの純アルコール摂取量が男性で40g以上、女性で20g以上と定義しています。
■純アルコール20gに相当する酒量
■純アルコール量の計算
酒に含まれる純アルコール量を知っていれば、飲んだ酒の影響や分解時間などが推定でき、飲酒量のコントロールに役立ちます。通常、純アルコール量は、グラム(g)で表わされ、アルコールの比重も考慮して次の計算式で算出します。
お酒の量(ml) × アルコール度数
×0.8(アルコールの比重)
= 純アルコール量(g)
例えば、アルコール度数15%の
カップ酒(200ml)に含まれる
純アルコール量は、
200ml × 0.15 × 0.8 = 24gとなります。  
各商品の純アルコール量一覧は
こちらからご覧ください

topへ