
注意!
飲酒運転は事故を起こさなくても、免許停止または取り消しになります。
飲酒運転や、悪質な運転での死傷事故は増加の一途をたどっています。
それに合わせて、刑法が2001年12月に、また道路交通法が2002年6月に改正され
『酒気帯び』『酒酔い』状態での運転、飲酒運転に対する罰則が強化されました。
これにより、飲酒運転などは故意の危険運転行為としてみなされ死傷事故を起こした場合は、危険運転致死傷罪など重度の刑に処される事になりました。
運転行為 | 事故の結果 | 罰 則 |
---|---|---|
不注意運転(過失) による交通事故 |
人を死亡又は 負傷させた |
1ヶ月以上5年以下の懲役もしくは 禁錮又は100万円以下の罰金 |
運転行為 | 事故の結果 | 罰 則 |
---|---|---|
アルコール又は薬物の影響に より正常な運転が困難な状態 で四輪以上の自動車を走行 |
人を負傷させた | 1ヶ月以上15年以下の懲役 |
人を死亡させた | 1年以上20年以下の懲役 |
運転行為 | 罰 則 |
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酒酔い運転 | 3年以下の懲役又は50万円以下の罰金 |
酒気帯び運転 | 1年以下の懲役又は30万円以下の罰金 |
運転行為 | 罰 則 | 点数 | 処分内容 | 欠格又は停止期間 |
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酒酔い運転 | アルコールにより正常な運転 が出来ないおそれのある状態 |
25点 | 免許取り消し | 2年 |
酒気帯び運転 | 呼気1リットル中のアルコール 濃度0.25mg以上 |
13点 | 免許停止 | 90日 |
呼気1リットル中のアルコール 濃度0.15以上0.25mg未満 |
6点 | 免許停止 | 30日 |
※この処分は一例であり、過去の交通事故や交通違反の前歴等により異なります。
「欠格・停止期間」は前歴なしの場合
※道路交通法では、運転者だけでなく、同乗者も罰せられます。
又、最近では車で来たと判る人にお酒を勧めた飲食店も
罰せられることがあります。