このページでは弊社によせられる質問の中から、特によくある質問にお答えしています。
- 灘五郷とは?
- 銘酒のふるさと、灘五郷とは、西宮市今津から神戸市灘区大石まで、沿岸約20キロメートルの地域をいいます。東から順に今津郷・西宮郷・魚崎郷・御影郷・西郷の五つの郷を灘五郷と総称するようになりました。日本盛は西宮郷にあります。
様々な自然条件に恵まれたことに加え、酒造家たちのたゆまぬ努力によって、灘で造られる日本酒は、年ごとにその質を向上させていきました。「灘の生一本」といえば、灘で生まれ育った混じりけのない日本酒を意味し、最高級の日本酒の代名詞として愛飲家たちの垂涎(すいぜん)の的となっています。
(引用:灘五郷酒造組合冊子 灘の酒読本 より) - 灘の酒はいつから造られていますか?
- 灘の酒造りの歴史は古く、元弘・建武の昔(1330年頃)から行われていたと伝えられていますが、灘地方の酒造の歴史は1624年西宮に始まったとされています。
現在のように灘の酒が天下に知られるようになったのが、江戸時代(1603~1867年)の中期1750年以降(1700年代)といわれています。 - 宮水とは?
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灘五郷には「宮水」という酒づくりに理想の水があります。
この宮水は、兵庫県西宮市の海岸から1㎞ぐらいのところにある浅井戸から沸き、鉄分が少なく、リンやカルシウム、カリウムを豊富に含んだ硬水です。
宮水成分と酒造の関係については未知なことが多く、宮水は天与の霊水と称されています。