投稿日 2016.05.20
酒米の王様と言えば「山田錦」ですが、兵庫県内はもちろん、様々な地域で栽培されています。 当社が原料米として使用している山田錦の多くは、特に良質の山田錦が産出される特A地区でもある「兵庫県三木市吉川町西奥地区」で栽培されています。
当社では、昨年から西奥地区の農家さんのお手伝いを始めました。2年目となる今年は、山田錦栽培の様子を随時紹介したいと思います。
詳しくは、後日WEBで特集ページを掲載予定ですが、まずは第1回目のレポートをお届けしたいと思います。
第1回目は、4月末に種まき(播種(はしゅ))に行ってきました。
●事前の準備
種籾(たねもみ)は10日間ほど水に漬けてハトムネという少し芽の出た状態にしておきます。(画像左上)
縦30×横45×縦3㎝程度の育苗箱(いくびょうばこ)(種籾をまく箱)に肥料の入った土を2/3ほど入れておきます。
●種まき
種まきは播種機(はしゅき)で行います。(画像右上)
播種機に育苗箱をセットすると、自動で水まき→種まき(育苗箱1枚に種籾1合)→土をかぶせる をしてくれます。 (画像左下→画像右下)
種まきは播種機で行うので、自動なのですが、育苗箱のセット・種もみと土の供給・種まき後の育苗箱をトラックへ積み込む作業は手動なのでかなりの重労働になります。
今回お世話になっている農家さんでは15反(15,000㎡)の田圃で山田錦を栽培しており、当日は育苗箱270枚分の種まきをしました。
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